
現役引退という喪失感に加え、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」や小説「東京タワー」も影響してか、そのノスタルジックな存在感が決定的なものになった東京タワー。こうした背景からか、東京の夜景のシンボルとして、また古き良き東京を思わせる時代の証人として、引退間近の名所がにわかに人気を集めているようだ。
電波塔としての主な役割は3年後に墨田区に完成する新タワーに引き継がれるが、東京タワーの役割は、それだけではない、と私は感じている。50年の歴史を経て、“この指とまれ”の指のように、様々な人の思いを引き寄せ続けているのだと。
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